【体験記】『孫子の兵法』をTwitterに活かしてみた。
こんにちは!「孫子の兵法」が大好きなハヤです。
孫子の兵法は有名で、色々な人に読まれています。
最初は戦いに活用していた書が、形を変えビジネスに応用した書に変わりました。
応用できるということは、今も昔も状況は変わっても本質は同じだとわかります。
今回は孫子の兵法の「九編」の
「智者の慮は、必ず利害を雑う」をTwitterに応用したことを記事にしたいと思います。
―――目次―――
孫子の兵法とは?
孫子の兵法とは今から2500年前に成立した最も古い兵法書です。
もとは戦争の方法論を説く兵法書です。
戦争は最良の手段ではない。戦わない方法で相手を屈服させるのが最も良い手段
と説いてます。本編の内容は13篇あります。
その中にある「九変篇」の文言を1つ使いたいと思います。
「智者の慮は、必ず利害を雑う」
訳は賢い戦略家はある状況に直面したとき、
利となる事象と害となる事象の両面から洞察することです。
局面に対し臨機応変に対応するには、
目の前の局面を有利か不利かで分けることが第一歩になります。
全ての局面に必ず利(メリット)と害(デメリット)があります。
メリットの部分に偏って動くと、デメリットの部分が差しさわりになり想定通りに局面が動かなくなります。これは逆もしかりです。
それぞれ対策を組む
局面を有利不利で分けたら、さらにもう1段階、その中の利と害の部分を見定め、両方に対策を立てていく。
有利な局面では、害となる部分が影響を及ぼさないように封じる対策を立てます。
逆に不利な局面では、万全に敵にたいしても好きを見出せば活路が生まれることを意識し、「デメリットをメリットに変えることはできないか」と色々考えます。
表に利益があれば裏には必ず損失があります。
➡利益と損失のどっちもチェックを欠かしません。
私はこう使いました。
①:ツイート前の準備
ツイートの「利」と「害」を考えます。
「利」➡メリットは人の役に立てるかもしれない。
「害」➡デメリットは人の役に立てないかもしれない。
私のTwitterは読書アカウントなので、読書に関するツイートをします。
人の役に立つのは「書評」や「印象に残った言葉」、「要約」です。
人の役に立たないのは「自慢」と「相手を貶める」、「炎上を狙う」です。
②:ツイートの内容を考える
私のTwitterは読書アカウントです。読書に関することをツイートします。
人の役に立つのは「書評」や「印象に残った言葉」、「要約」です。
人の役に立たないのは「自慢」や「相手を貶める」ことです。
これらをツイートする前に把握します。
役に立ちそうなツイートをするように考えました。
考えて、確認したら実際にツイートをします。
結果:相手目線のツイートが考えられるようになりました。
最初は思ったことをただツイートしていました。フォロワーのことを全く考えていませんでした。相手がどういう感覚で読むのかをなんとなく想像できるようになった気がします。
1つだけ注意点があります。考えすぎてツイートできなくなる可能性があります。
何度かなったことがあり、時間をムダに消費したことがありました。
100%を求めない方が上手く行きそうです。
8割相手目線のツイートを頑張って2割は自分目線のツイートを入れると良いと思います。
補足
孫子の兵法は本によって若干解釈が違います。ご了承ください。
あくまで私なりの解釈です。応用可能になるのでみなさんも探してみてください。
私自身この文言でまだまだ味が出そうなくらい使えそうです。
参考になった本
『イチから知りたい!孫子の兵法』松下喜代子
今回は以上です。ありがとうございました!
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