【文章術】文章を書いた後、推敲に推敲に推敲を重ねます
こんにちは!ハヤです。
前回の文章術は
「文章の見た目に気を配る」
でした。
見た目とは画面の余白を生み出すことでした。
行間との間隔や段落の空白やひらがなと漢字を使い分けるなどを書きました。
⇓前回記事です。
今回は「推敲」です。
推敲とは
より良い文章になるように文章を練り直すことです。
意味を分解すると
「推」…前へ押し出す、押し動かす
「敲」…叩く、打つ、打ち鳴らす
意味がつながりが見えないですね。調べてみるとこんな由来がありました。
「推敲は、以下の故事に由来する。 唐代の詩人賈島が「僧は推す月下の門」という句を作っていたが、「推す(おす)」を「敲く(たたく)」にすべきか迷っているうちに、韓愈の行列に突き当たってしまった。 ... このことから、詩文を考え練り直すことを「推敲」というようになった。」
だそうです。
なぜ推敲は必要なのか
- 誤字や脱字をなくすため
- 文字を増やしたり、減らせるため
- 情報にミスがないかを確認するため
- より分かりやすい表現に差し替えられる
と必要な理由をわかったところで、推敲の方法を紹介します。
推敲の方法
①時間を置いて読む
理由は、書いた直後に推敲しようとすると、書いたときの気持ちが残っていて、客観的に読むことができないからです。
「どれくらい時間を置けばいい?」
になると思います。
寝かせる時間の目安は
「理想は1週間で、最低でも一晩です」
実験しました。ブログが完成した直後に推敲し、さらに1日寝かせてから推敲しました。結果は直後に推敲するとなんとなく完成します。1日寝かせて推敲すると実はと手直しする数が結構あることに気付きます。
「1週間」寝かせたブログの方が良くなりそうです。
「もうこれぐらいいでしょう!」
と思ったらもう少し踏ん張ってみてください。
置けば置くほど、ブログもどんどん良くなると思います。
推敲は時間を置き、あなたが冷静になった瞬間が勝負です。
②音読する
小学校のときの宿題で良くありませんでした?
ただ教科書を親に音読してサインしてもらって次の日提出する。私は勝手に書いて提出したこともありましたが笑
実は音読することが推敲で有効な方法です。
音読は「読み飛ばし」ができません。
なので音読では以下のことがわかります。
- 誤字、脱字
- 読みやすさ
- 文章のリズム
- 句読点の位置
- 言葉のダブり
などがチェックできるため、より推敲の精度があがります。
音読で推敲の問題をあげるとき
「スラスラ読めないところ、読みにくいところ、リズムの悪いところ」
に注意しましょう。
音読して「変だな?」と思ったら、その違和感の正体を考えましょう!
実際に音読しました。目では確認することができない違和感を見つけることができました。次のステップは「書きながら音読するか」「書き終わったら音読するか」を考えています。今後実験したいと思っています。
音読はムダではありません。騙されたと思ってやってみてください。
③誰かに見てもらう
書き手とは違う視点で見てもらえるため、自分では気づかなかった修正点を発見することができます。
これらの時間を置くのも、音読するのも、客観的に第三者の目で文章を読んでもらうためです。周りの方に読んでもらうのはありかもしれません。
④とにかく書く、推敲はあとで
「書きながら、推敲」も良いです。しかし時間がかかると思います。
1つの行動に集中するために、まずは書くことに集中します。
誤字脱字、論理の破綻などは一切気にしません。書きたいことを書きまくることが優先です。
推敲はそのあとです。書き終わったら「推敲モード」に切替します。
書く行為と推敲する行為を分けて行えば集中できます。
大事なのは「選択と集中」です。
まとめ:「書く、推敲する」はセットです。
私はもともと推敲が苦手でした。間違いを恐れていたからだと思います。間違いをさらすより、文章を推敲する方が少しでも良い文章が書けるようになります。恥をかかないため推敲を習慣づけるようになりました。
文章を書いたら必ず推敲しましょう。そしたら文章も今以上良くなると思います。
- 文章は必ず推敲しましょう
- 時間を空けます。空けることで冷静に判断できるようになります。
- 音読をします。文章の違和感がわかります。
- 誰かに見てもらいます。すると自分にはない視点を与えてくれます。
というわけで今回は以上です。ありがとうございました!
引用サイト
参考図書
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