【文章術】語彙力を増やすトレーニングをして能力アップを目指す
こんにちは!ハヤです。
読書をベースに、いろいろな知識やスキルを身に付けています。
今は文章術を学んでいます。
読んだ後、実践できるようなテクニックを書いています。
本題の前に前回の復習をします。
前回は「主語と述語」でした。
「主語と述語」を使うこと
- 主語と述語はワンセット
- 主語と述語は文章の役割を作る
- 主語は省略しない
を学びました。
今回は
「語彙力を上げるため、辞書を引く」です
1:語彙力を身に付けるとは
語彙力とは、その人が持つ単語の知識を実際に使いこなせる能力のことです。
言葉が使いこなせると次の効果が期待できます
- 単語が使いこなせてかつ語彙力が上がる
- 使える語彙が増える
- コミュニケーション能力が上がる
もう少し深掘りしてしたいと思います。
2:語彙をつける理由
①正確に説明ができる
②言葉の理解力が上がる
③言葉のバリエーション豊かに表現できるようになる
1つずつ確認していきましょう!
①正確に説明ができる
説明をする時に、頭の中で考えていることを的確な言葉を選び表現することです。
すると相手も理解しやすくなります。
②言葉の理解力が上がる
言葉をたくさん知っていれば、読書したときや人から話を聞いたときに、内容をより理解しやすくなります。
③言葉をバリエーション豊かに表現できるようになる
同じ言葉の繰り返しが減り、表現力が豊かになります。
ブレイク:認知語彙と使用語彙
わかる語彙と使える語彙の2つにわけることができます。
それぞれを「認知語彙」と「使用語彙」と言います。
認知語彙とは
文章を見たときに、なんとなく意味がわかる言葉です。
見たときになんとなくわかるだけで実際に会話で使える言葉ではありません。
使用語彙とは
自分で使いこなすことができる言葉です。
わかる語彙と使える語彙は違います。
わかっていても言葉は使いこなせるわけではありません。
認知語彙は使用語彙の3~5倍あります。
日常で使える言葉を増やすには、まず認知語彙を増やすことが必要です。
私は、たくさんの単語に触れる意味で読書が1番だと思っています。
3:語彙力が少ないと起こりうる可能性
①相手に稚拙な印象を与えかねない
②ビジネスの立ち位置がある程度決まる
1ずつ確認しましょう!
①相手に稚拙(=幼稚)な印象を与えかねない
ここは注意した方がいいかもしれません。
稚拙な印象を与えやすいパターン
- 同じ語尾ばかり使う
- 断定的な語尾ばかり使う
- ムダな言葉ばかり入れ過ぎてしまう
大人が言葉を使う以上は、このような表現は避けるべきです。
②ビジネスの立ち位置がある程度決まってしまう
語彙があるかどうかで、能力がどれだけ高くても浅い表現ばかりしていると、稚拙な表現をしていて、社会的に低く見積もられてしまいます。
本当に私の立ち位置が決まりそうになったエピソードがあります。
エピソード①:本当にあった怖い話「文章」
私が仕事していたときの話です。
もともと上司からゴチャゴチャ言われるタイプではありませんでした。
ですが報告書を書くことをきっかけにすべてが終わりました。
文章が苦手だとバレた翌日から、上司は鬼の首を取ったように私へのあたりが強くなりました。
後日先輩から聞いたのですが、その上司が私のいないところで、
「ハヤ君の文章は読んでいるともどかしくなる」と言っていたそうです。
怒りと同時にめちゃくちゃ悔しかったことを今でも覚えています。
ですが文章術を1つずつ勉強し直したおかげで抵抗感は減りました。
本当に文章1つであなたの立ち位置が危うくなりかねません。
当時の私のようだと完全に上司に舐められます。十分に注意してくださいね。
4:辞書を引きましょう
語彙力を上げるための方法として、辞書を引く方法があります。
辞書を引くメリットを見ていきましょう!
辞書を引くメリット
辞書を引くメリットはおもに4つあります。
①同音異義語がわかる
②言葉の正しい理由がわかる
③言葉の正しい使い方がわかる
④語彙が増える
1つずつ確認していきましょう!
①同音異議語がわかる
同音異議語とは、同じ言葉の音でも意味が違う言葉です。
例えば、
- 「機械」「機会」
- 「収束」「終息」
- 「正確」「性格」
などがあります。
1つの音で2つの単語を覚えることができます。まさに一石二鳥ですね。
言葉の意味をしっかり理解することで、言葉を使いこなすことができます。
②言葉の正しい意味がわかる
あいまいな言葉を使っても相手には伝わりません。
少しでも意味に迷ったら辞書を引くようにしましょう!
すると言葉の意味を正しく理解することができます。
③言葉の正しい使い方がわかる
前項で辞書で言葉の正しい意味がわかると同時に、
例文を読むことで正しい使い方を学ぶことができます。
④語彙が増える
言葉が使える以前に、シンプルに語彙が増えます。
わからない言葉に出会ったら、とりあえず辞書を引く習慣をつけましょう。
自分が文章を書く時、話す時に言葉が使えます。
アノ膨大の単語の中から1つの単語を調べるのですから、ある意味一期一会です。
辞書を引くメリットを挙げてきました。
「じゃあ、なんの辞書が良いの?」
に進んでいきたいと思います。
5:紙VS電子辞書VSオンライン
色々な辞書があることは、ご存知だと思います。
ハッキリ言います!
ゼッタイにコレ!という辞書はありません。
どの辞書にもそれぞれメリット、デメリットがありますから、見極めてから使ってみることが大切です。
①紙
②電子辞書
①紙
そうです!あの分厚い紙の辞書です。
おそらく学生時代によく使っていたのではないでしょうか?
メリット
- 一覧性がある
- 言葉を調べるついでに色々な言葉に触れられる
オーソドックスな辞書がいいならコチラ⇩
少し辞書で背伸びしてみたい方は⇩
②電子辞書
おそらく高校生の時に持っていたのではないでしょうか?
私も1つ持っていますし、今も使っています。
辞書はレベル別に分かれていて、
- 小・中学生用
- 高校生用
- 社会人用
- 英語特化型
社会人用の辞書があるのは私でも初めて知りました。
電子辞書のメリット
- 検索性が高い
- 速く調べられる
- 持ち運びに便利
- 文字の拡大が可能で見やすい
ネットの信用性に不安が残る方はこの辞書⇩
いちばん性能の良い辞書が良いという方⇩
③オンライン辞書
スマホで意味を調べるパターンですね。良く使います。
メリット
- 無料がある
- スマホで調べたいときに調べることが可能
正直、スマホがあれば紙の辞書、電子辞書の両方のメリットをカバーできそうですよね。それは置いておいて、それぞれメリット・デメリットがあります。
自分が使いやすい辞書を選びましょう!
まとめ:わからない単語を見つけたら、迷わず辞書を引きましょう
辞書を引くことで、語彙力が増えていくことがわかりました。
そして、選ぶ辞書によってメリットがあることもわかりました。
語彙力を身に付けることで、違う言い回しができるようになってきます。
ブログにも活かせるテクニックだと思います。
語彙力を鍛えるのは筋トレと同じですね。鍛えるほど筋肉がつきますから。
というわけで今回は以上です。ありがとうございました。
- 語彙が増えると、より正確に伝えられる
- わからない、知らない単語にあったらすぐ辞書を引く
- 紙とオンライン辞書を使い分ける
参考図書
「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
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