こんにちは!ハヤです。
私は読書から学んだことを、ブログでアウトプットしている者です。
『鬼速PDCA』 冨田和成
(クロスメディア・パブリッシング)
を紹介したいと思います!
1度読んだのですが、挫折してしまった本です。
今回こそPDCAの習慣を身につけたいのでブログでまとめることにしました。
なんとか個人用にできるようにまとめます。
内容もできるだけ究極にシンプルにしたいので、方法論以外は削ります。
内容
PDCAを鬼速で身につける本です。
他のPDCAの本に比べ、かなりボリューミ―な内容になっています。
本気でPDCAを身に付けたければ、本腰いれて読むことをオススメします。
目的
本書は以下のような考えがある方にオススメの内容です。
- 本気でPDCAを身に付けたい方
- もっと成長したい方
- 社会人の方
著者について
卒業後、野村證券で多くの営業記録を樹立し、最年少で本社の超富裕者向けプライベートバンク部門に異動。その後シンガポールでのビジネススクール留学を経て、タイでASEAN地域の経営戦略を担当していました。最近は金融機関のFinTech推進コンサルティングやデジタルマーケティング支援なども行い、リテール金融のIT化を推進している人物であります。
まとめ
さっそく、PDCAについてまとめたいと思います。
本書では「A」は「Action」ではなく「Adjust」で進めます。
①計画(Plan)
②実行(Do)
③検証(Check)
④調整(Adjust)
それでは1つずつ整理していきますね。
①計画(Plan)
PDCAの成功は「計画」にかかっています。
本書では「P」が全体の5割を決めるそうです。
なので計画をしっかり立てます。
①ゴールを決める
②ゴールと自分のギャップを考える
③ギャップを埋める課題を考える
④課題を優先度を3つに絞る
⑤それぞれの課題をKPI化(結果)する
⑥KPI(結果)を達成する解決策を考える
⑦解決案を優先づけする
⑧計画を見える化する
やることは多いですが、1つ当たりの時間はそんなかかりません。
①ゴールを決める
自分が達成したい目標をここで立てます。
ポイントは
- 期日を決める
- 具体的な数字を決める
②ゴールと自分のギャップを考える
ゴールを決めたら、現状とゴールまでのギャップを考えます。
ポイントはこのギャップも数量化することです。
③ギャップを埋める課題を考える
ギャップを埋めるための課題を考えます。
自分の課題をできる限り書きだします。(目安7個以上)
途中で見つかる課題もあるので、定期的に見直しましょう。
④課題を優先度を3つに絞る
7つ以上出した課題の中から、特に重要な課題を3つに絞ります。
「選択と集中」です。
⑤それぞれの課題をKPI化(結果)する
KPIとは、課題の数値化でいいでしょう。その課題を数値化します。
⑥KPI(結果)を達成する解決策を考える
KPIを設定したら、その数値を達成する解決策を考えます。
⑦解決案を優先づけする
解決案の中で何が大事なのかを考えます。
⑧計画を見える化する
計画の最終段階です。計画を見える化します。
達成すべきKPIをメモに書き、目立つところに置きます。
②実行(Do)
計画を立てたら、次は行動する段階です。
①解決案を「DO」に変える
②「DO」の優先順位をつける
③「DO」を数値化する
④「DO」を「TODO」に落とし込む
⑤「TODO」の進捗確認しながら実行する
それぞれ1つずつ確認していきましょう。
①解決案を「DO」に変える
計画で立てた解決案を「DO」にする段階です。
2つの「DO」があります
1つの解決案に対して2つの「DO」があるのは普通のことです。
完結型のDO
1回で終わるDOです。
継続型のDO
毎日継続して行うDOです。
②「DO」の優先順位をつける
複数のDOがあれば、やることを絞る段階です。
③「DO」を数値化する
KDIを設定します。どれだけ計画を実行できたかを表す指標です。
なぜKDIが必要な理由はカンタンにコントロールできないからです。
逐一チェックすることが必要です。
完結型のDOのKDIの場合
完結型のDOは、数値化しやすいです。
DOを見つければ、いつまでに達成するか決め割り算します。
例えば、本を20冊読むなら、週2冊読む。
継続型のDOのKDIの場合
④「DO」を「TODO」に落とし込む
「DO」を「今すぐに手をつけられる」レベルに落とし込む段階です。
「DO」と「TODO」の確認
2つの意味は違います。
「DO」
解決案のために必要な行動を考えることです。
例)ブログで稼ぐという解決案を「DO」にすると「ブログの本を買う」などです。
「TODO」
「DO」をさらに細かくし、スケジュール化することです。
例)「DO」が「ブログの本を買う」なら「TODO」は「明日本を2冊買う」です。
⑤「TODO」の進捗確認しながら実行する
「TODO」が決まったら、あとは行動のみです。
もし「TODO」の実行速度を上げたければ、1日に進捗確認を何回もします。
管理するコツはTODOのアプリを使ったり、ポストイットなどを使うことです。
③検証(Check)
実行を振り返る段階です。いわゆる「検証フェーズ」です。
最速でゴールに到達するには検証の頻度を上げることが基本です。
検証のステップは5つに分かれます。それぞれ紹介します。
①KGI(目標)の達成率を確認
②KPI(結果)の達成率を確認
③KDI(行動)の達成率を確認
④できなかった原因を考える
⑤できた原因も考える
①KGI(目標)の達成率を確認
まずは、KGIの確認をします。
②KPI(結果)の達成率を確認
反省点や課題がより明確になり、微修正をかけることができます。
ちなみにKPIはコントロールできません。コントロールできるのはKDIです。
③KDI(行動)の達成率を確認
KDIとは「予定通りできたかどうか」を示す指標です。
実際に振り返るときは大体KDIの検証に時間を使うそうです。
KPI未達の原因はすべてKDIにあります。
④できなかった原因を考える
検証フェーズのメインです。
KGI、KPIまたはKDIが予想通りでなかったときの原因を考えます。
⑤できた要因も考える
良いところを伸ばすほうが全体的に効果があります。
PDCAをまわすときは「出来た原因」、「出来なかった原因」両方考えるべきです。
自分の強みを伸ばす案を作ることも大切です。
鬼速PDCAで回すのは?
鬼速でPDCAを回すのはKDIです。
行動すれば必ず課題にぶつかります。早く課題解決することで実行力がアップします。
日常の気付きがあればそれは「C」
日常生活で「なるほど」と思う瞬間があれば、PDCAを回すきっかけになります。
100個の気付いた事のうち1つでもPDCAをまわせれば、成長につながります。
「なるほど」と思ったら、どんどん書き留めましょう。
④調整(Adjust)
PDCAの最終段階です。いわゆる「調整フェーズ」です。
①検証を踏まえた調整を考える
②調整案に順位づけ、やることを絞る
③次のPにつなげる
①検証を踏まえた調整を考える
1.中止パターン
ゴールの調整案を検討した結果、達成は難しくゴールを諦める場合です。
今のPDCAを中止します。先はありません。
2.変更パターン
達成する対象を変えたり、期日を先送りせざるおえなくなった場合です。
今のPDCAを中止し、新しいPDCAを始める状況です。
3.追加パターン
PDCAを回しているときに、予想外の課題に直面した場合です。
今のPDCAを継続しつつ、新しいPDCAを始める状況です。
②調整案に順位づけ、やることを絞る
次のサイクルへつなげるために「選択と集中」です。
③次のPにつなげる(最終ステップ)
PDCAは回し続けることに意味があります。
調整フェーズで出たパターンに基づいて、速やかに対処し次のPにつなげる段階です。
必ず毎回手間のかかるPを行う必要ないことがだけは頭にいれましょう。
補足:フローチャート
本書の特典にある図を拝借しました。
ひと通りの説明をこの図にすべてまとまっています。
まとめ:できそうなところだけまとめました
今回はPDCAをまとめました。
かなり情報を削ってまとめたので、正直「?」になるところたくさんあると思います。
その際は本を手にとって確認してみてください!PDCAについて詳細に書かれている本なので、かなりかみ砕きに時間を使いました。1つずつ確認してPDCAを回せるようにしたいと思います。もし私のまとめが役にたてばうれしいです。
私はブログ、ランニング、趣味に活かしていきたいと思います。
というわけで今回は以上です。ありがとうございました。
- 本気でPDCAを身につけるならこれくらいまとめる必要がある
- PDCAは「収束と発散」と「選択と集中」の繰り返し
*参考図書
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