【要約】USJに行ったことないマーケティング初心者が読んだ「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」
こんにちは!ハヤです。
読書をベースに、いろいろな知識やスキルを身に付けています。
今はマーケティングを勉強していて、ブログにアウトプットしています。
今回はマーケティングの本を読んで学んだことを紹介したいと思います。
【USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門】 森岡毅
誰向け?
マーケティグを知らない人向けに書かれています。
あとは「いきなり難しい本を読むのはちょっと」と言う人にオススメです。そしてUSJが好きな方には読めば、企業努力を感じ、もっと楽しめるのではないかと思います。余談ですが、私は行ったことがないので、コロナが収束したら行きたいです。
内容
マーケティング理論を実際にUSJの事例を踏まえながら読み進めていく内容になっています。マーケティグの本質やフレームワークを学ぶことができます。
学んだこと
①マーケティグとは
③戦略とは
1つずつ確認していきましょう!
①マーケティングとは
一言でいえば売れるようにする仕事のこと。
商品を売るのは営業の仕事、商品を売れるようにするのはマーケティングの仕事
私はこれで営業、マーケティングの区別がつきました。
私は営業時代、セールスをする前に年齢や親密度などを基準にリストを作成し、セールスを行っていました。この本を読んだ瞬間に無意識に両方を同時に行っていたことに気づきました。本当にやみくもにセールスしても成約には結びつかないものだなと感じました。ノルマがあるときも絞りに絞り一撃必殺でセールスしてました。
今思うとかなりリスクがあるなとは思いましたが、やってて良かったなと思いました。
「これを知って何になるんだ」と言われてしまうかもしれませんが、マーケティングを知るうえでは欠かせないものだと思ったので載せました。
②マーケティングフレームワーク
マーケティングのフレームワークとは何かを考える時の基本となる頭の使い方の型で、その型に沿って考えていくことです。「整合性のある戦略と戦術」を生み出しやすくなる便利な道具です。
流れは、
①戦況分析➡②目的➡③WHO➡④WHAT➡⑤HOW
の順で考えていきます。1つずつ確認していきます。
①戦況分析
戦況分析は 「5C」を使って分析します。
5つの「C」にはそれぞれ意味があります。
- Company →自社理解
- Consumer →消費者を理解する
- Customer →流通など中間顧客の理解
- Competitor →ライバル社の理解
- Community →ビジネスを取り巻く地域社会の理解
②目的
目的の設定で「達成するべき目的は何?」を考えます。
3つの方法でより具体的に考えます。
⑴実現可能か
⑵シンプルさ
⑶魅力的かどうか
③WHO
「WHO」は目的を満たすための「誰に売るのか」ターゲットを決めます。
つまり目標を設定します。
④what
「What」は「WHO」に「何を売るのか」を決めます。
つまり戦略です。ターゲットに何を売るか決めるパートです。
⑤HOW
「HOW」は「どうやって売るのか」を決めます。
つまり戦術です。ターゲットにどうやって売るかを決めるパートです。
日本語に直すと
戦況分析➡目的➡目標(WHO)➡戦略(What)➡戦術の展開(How)
ブレイク:戦略の大切さがわかる名言
ある本で軍事の天才についてこう書かれていたこといました。
「軍事的天才は戦いの前から想定される戦場を自分の足で歩き、自分の目で見て、戦場の地形を気候条件を味方につける方法がないかを必死に考えた。太陽を背負って戦った方が有利なことを彼らは知っていた。」
昔から戦う前に考え抜くことが大事なのは、現代にも通じますね。
③戦略と戦術
戦略と戦術の2つの単語て、意味が似ていると思いませんか?
私は疑問に思いました。ですが、違います。
戦略は目的達成のために資源を配分する選択のこと
戦術は戦略を実行するためのより具体的なプランのこと
関係性でいうと「戦略のために戦術がある」と捉えることができます。
どちらも必要で、欠けていては意味がありません。
どっちが大事?
どちらも欠けてはいけない存在ではあるのですがどちらが大事かというと実は、
戦術なんですね。
理由は、戦略の大きなミスは戦術ではカバーができないからです。
この考え方って私生活にも応用できると思います。
例えば、会社の上司に報告をする時です。
まず、上司に話す内容を決めます。
決めたらどのように話しかけようかを考えることも
戦略➡戦術の考え方につながると思っています。
私も経験があって、私も上司に報告する時、何も考えずに話しかけました。
すると、うまく言葉が出ずにモタモタしたことがありました。これじゃまずいと思いました。なので、話す前に簡単にメモに話すことを書き、そのメモを持ちながら報告した記憶があります。上司も時間を使っているので、要件をちゃんと伝えないとという気持ちから来たんだと思います。
戦略も戦術の意味は違うということですね。覚えておきましょう。
まとめ:マーケティングフレームワークを利用する
マーケティングの定義や、マーケティングのフレームワーク、戦略と戦術について学べたので、この調子でアウトプットしていきたいと思っています。
というわけで今回は以上です。ありがとうございました。
- マーケティングとは「売れるようにする仕事」です。
- 「戦況分析➡目的➡WHO➡WHAT➡HOW」で分析します。
- 戦略と戦術は意味が違う。戦略のために戦術があります。
参考図書
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門 (角川書店単行本)
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