【文章術】「接続詞」の使い方をマスターしましょう
こんにちは!ハヤです。
読書をベースに、いろいろな知識やスキルを身に付けています。今は文章術勉強していて、ブログにアウトプットしています。
このブログを読んだ後、実践できるようなテクニックを書いています。
前回は「比喩や例え話を使う!」でした。
- 比喩とは何かに例えること
- 直喩、隠喩、擬人法を使えるようになる
- 例え話は教えたいことと相手の共通の知識を結びつけて考える
⇩前回記事です。
今回のテーマは
「接続詞を正しく使うこと」
です。
「そもそも接続詞って何?」
接続詞とは「文と文をつなぐ言葉」です。
正しく使うと前と後ろの文の関係がはっきりし、文がわかりやすくなります。
わかりやすくなることで、読み手の負担が軽くなります。
「接続詞の役割はウィンカーと同じです。適切なタイミングで正しくウィンカーを出すことによって、読む人に文章の行き先をさりげなく教えてあげることができます。」
おもしろいですよね!
接続詞をウィンカーで例えるのはわかりやすいですね!
そういえば
文章は文と文がつながったものでした。
文は単語のつながりでした。
すべてはつながっていることがわかります。
話は戻って例えば
「文A」と「文B」を文章にしたければ、
「文A」と「文B」の間に接続詞を入れます。
「文A」「文B」 ➡バラバラの状態
⇩から
「文A」+接続詞+「文B」 ➡関係性ができました。
昔、国語で勉強しませんでしたか?(私は忘れてました!)
上記の例には関係性があります。
①AだからB (順接)
②AしかしB (逆接)
③AまたはB (並列)
①の「順接」とは、前に述べたことの原因や理由になることです。
例えば、だから、ですので、ですので、したがって、よって、それゆえ、それで、そのせいでなどがあります。
②の「逆接」とは、前に述べたことを否定することです。
例えば、しかし、ところが、だからといって、とはいうものの、けれども、それでも、でも、にもかかわらずなどがあります。
③の「並列」とは、前に述べたことに足して他のことを述べることです。
例えば、また、および、ならびに、かつ、それとともに、それに伴ってなどがあります。
接続詞があることで、後ろの文章がどんなものかある程度予測できます。
読書も予測できますよね。接続詞を読むと次の展開が予測しやすくなるのと同じです。
「接続詞がわかりやすいんだったら、たくさんつけちゃおう!」
となるかもしれませんが、実際はそうではないようです。
「使いすぎ」「使わなすぎ」は厳禁です!
その前に
接続詞を使った方が良い理由は4つあります
- 接続詞をつなぐことで、論理展開を意識しながら書ける
- 論理が破綻しにくい
- 文章を書き慣れていない人は、接続詞を使わずに文をつなぐのは難しい
- 接続詞のあとの文の強調ができる
ですがそれでも接続詞を少なくした方が良い理由は3つあります。
- 文章がスッキリする
- 接続詞が多いと文章の勢いをさえぎるかもしれない
- 接続詞がなくても伝わるように書くことが、文章力向上のコツ
「そんなこと言ったら、じゃあどうすればいいのよ?」
となると思います。ここからは接続詞を使う際のルールを説明します。
接続詞の4つのルール
接続詞にはおもに4つのルールがあります。
- なくても意味が通じればカット
- 順接の接続詞は、なくても良い場合がある
- 逆接は必ずいれる
- 論文は接続詞が多い方が良い
①は接続詞の中に省略してもいい言葉があります。
なくても意味が通じる言葉に関してはカットします。
②は順接は削れるものとそうでない場合があることです。
例えば
接続詞アリ :明日は大事な試験です。だから明日に備えて早く寝てください。
接続詞カット:明日は大事な試験です。明日に備えて早く寝てください。
接続詞アリ :雨に打たれました。そのせいで次の日熱を出しました。
接続詞カット:雨に打たれました。次の日熱を出しました。
接続詞アリ :本とノート、それからペンを買いました。
接続詞カット:本とノート、ペンを買いました。
いかがでしょうか?接続詞があってもなくても伝わりませんか?
逆接を必ずいれる場合
③の場合です。
文章のプロの中で「接続詞省略派」がいるらしいです。
基本的に接続詞は省略する派なのですが、逆接に関しては必要だと認めているらしいです。
逆接を省略しない方が良い理由は2つ
「文と文のつながり」と「前後のつながり」が見えなくなってしまうからです。
逆接があるかないかを文章で確認してみましょう!
例えば
逆接なし:辛い食べ物が苦手です。辛いものを食べます。
逆接アリ:辛い食べ物が苦手です。しかし辛いものは食べます。
逆接なし:嫌味な上司がいます。ピンチの時に助けてくれます。
逆接アリ:嫌味な上司にもかかわらず、ピンチの時に助けてくれます。
逆接なし:私は基本インドアです。アウトドアでもあります。
逆接アリ:私は基本インドアですけど、アウトドアでもあります。
いかがでしょうか?
逆接なしで読むとイマイチ意味が繋がらないことがわかっていただけたでしょうか?
次にうまく使うコツをまとめていきます。
接続詞をうまく使うコツ
- 接続詞をいつも通り書く
- 書き終わったら「削れそうな接続詞」があるか考える
- 消そうか迷ったら、とりあえず残す
①はとりあえず文章を書くことです。
慣れていないとペンが止まってしまうからです。
なので接続詞をカットするしないは考えません。カットを考えるのは書き終わって推敲する段階で十分です。
推敲するときに、
「この接続詞は削れないかな?」
「この接続詞は残しておこう!」
と考える程度で大丈夫です。
③は「この接続詞削ろうか迷うな~」となった場合です。
なんでもカットして良い訳ではありません。
カットしすぎてかえって意味が通じなくなる可能性があります。
削るか迷った接続詞に関しては、とりあえず残しましょう。
接続詞を使いこなす方法
接続詞はたくさん種類があります。今回は全ては紹介しません。
使いこなすには意味を知る必要があります。
そして実例から使い方を知り、実際に使って書く必要があります。
私は無意識に接続詞を使っていると思うので改めて意味を調べてみると
「こんな意味だったんだ~!」
「今まで使い方が違ってた!」
なんて発見がありました。
まとめ:接続詞をわかると文章がおもしろくなってきます
文章力を向上させるために「接続詞」を紹介しました。
ちょっとだけ扱いが難しい印象でした。
接続詞を使いすぎもダメ。使わなすぎもダメ。この真ん中が大事です。
なので削れるところは削る。残す言葉は残す。これの繰り返しです。
接続詞は文と文のつながりであることがわかりました。
私たちは文章を読むときに接続詞を無意識に読み、後ろの文章がどんな流れなのかを理解できました。意外に接続詞を掘り下げてみると意外にわからないことがたくさんありました。
最後に、細かくすると接続詞は16種類あります。接続詞に慣れていない方は、最初の方に紹介した「順接」「逆接」「並列」を使いこなせるようになったら、他の接続詞に飛び込んでみましょう!
知ると文章を読むこと、書くことがおもしろくなると思います。私も調べます。
- 接続詞は文と文をつなぐ役割があります。
- 「使いすぎ」も「使わなすぎ」は✖。バランスが大事。
- 逆接は必ずいれる。
というわけで以上です。
文章力向上のためのテクニックを7回に分けて書いてきました。
いかがでしたか?
私も勉強中なので、読みにくいところが多々あったかもしれません。
申し訳ございません。
短い期間で、1つずつ文章術をアウトプットしているおかげで、少しずつではありあすが、文章を書くとき今までの勉強を意識するようになりました。これは1日1つの文章術を実行しているおかげだと思います。
正直文章力のテクニックは死ぬほどあります。
全部勉強しようと思ったらキリがありません。
ある程度絞って1つずつアウトプットすることの効果を感じました。
確実にスキルアップするならば、「やることを絞る」ことが有効だと気づきました。
1日1個でもいいから新しいことをアウトプットしてより生きていける環境を作っていきましょう!
ここからしばらく文章力向上の7つのテクニックを活かしながらブログを書きます。
文章術の勉強は続けたいと思います。今回は「文章力向上のテクニック」を7回分上げてきましたが、次回からはスキルアップのポイントを13個上げていきたいと思います。ブログもどんどんストロングスタイルになってきますので、ぜひお付き合いください!
というわけで「文章力向上」7回分の勉強はひとまず終わりです。
ありがとうございました!
参考図書
「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
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