マーケターのように生きろ 「あなたが必要」と言われ続ける人の思考と行動 井上大輔【書評】
こんにちはハヤです。マーケティングを勉強しています。読書から学んだことをブログでアウトプットしている者です。よろしくお願いします。
マーケティング勉強4冊目
マーケターのように生きろ 「あなたが必要」と言われ続ける人の思考と行動 井上大輔
今回はこの本から学んだことを記録したいと思います。
1、誰向けの本?
これからの時代どのように生きようか迷っている、またはマーケティング勉強中の方におすすめです。
2、どんな内容
この本の究極は「人から求められるような人間になろうという」です。
じゃあ、具体的にどういう風にすれば良いの?が書かれています。
3、学んだこと
①マーケティングの4ステップ
②知覚価値と情緒価値
③相手に合わせて「What to say」と「How to say」
です。
①マーケティングの4ステップ
マーケターになるために、相手をよく知り、人の期待に応えることを追及する生き方のことを言います。これがすべてですね。
世間で気を遣える人は、この能力がより優れていると思っています。
私は、「孫子の兵法」という戦略書が好きです。
その中で
「己を知り、相手を知る」
という文言があります。
自分を知り、相手のことを知れば、負けないという意味です。
数値で表してみると
・自分を100、相手を100知っていれば勝率ほぼ100%
・自分を50、相手を50知っていれば勝率は50%
・自分を0、相手を0知っていれば勝率はほぼ0%
就活、転職活動の面接にあてはまりますね。
自己分析がまともにできていなくて、なおかつ転職先のことをわからなければ、書類選考の時点ではじかれますし、面接もパスできないですよね。
相手を全く知らない状態で、喜ばせようとするのはかなり無謀に思えますね。
相手のパーソナルな部分を知っていれば、その人が喜ぶ方法がわかりますよね。
マーケタ―になるために必要な要素が約2500年前からあるということは、この先の1000年くらいは崩れないじゃないかと思います。
話が逸れてしまいました。
軌道修正します。
マーケターなるために4ステップありました。
①市場を定義する
②価値を定義する
③価値を作り出す
④価値を伝える
市場が1つあって、価値が3つありますね。
一体、どういうことでしょうか?
①は、これから自分が作り出す価値を、誰を相手にしたいものか決めること。
自分が提供したいものを考えることですね。
②は、相手の分析です。相手は何を欲しくて、どの形で提供できるかを探ること。
相手が欲しくないものを考えてもしょうがないので、点を探ります。
考えるだけで骨が折れそうな作業です。
③は、②を実際にカタチにすることです。
相手が欲しいものを具現化する段階ですね。商品、教材などにすることですね。
ブログも内容によっては、価値をカタチにすることになりますね!
④は、③をしっかりみんなに伝えることです。
相手に知れ渡らないと、それはないものと同じなので、あらゆる方法を使い、広げていきます。最近だと、Twitter、インスタグラム、Facebookを利用して広げる方法が主流になってきてますね。
以上が4ステップです。何か始めたいと考えたらまずこれらを考える作業から入りましょう。
②知覚価値と情緒的な価値
また価値が2つでてきました。
知覚価値とは、相手が感じられることができる価値です
情緒的な価値は、使う人にとって意味があるかを問う価値です
意味は潜在ニーズと顕在的ニーズと同じだと思います。
相手が感じることができないことには価値は無いと言われています。
私の営業時代の話です。
当時、お客さんのニーズを探るのが苦手でした。
相手は本当は必要だけど、実はわかっていないこととか結構ありました。
100%成功はありえないので、お客さんに仕掛け、「しっかり相手が認識したら成功」「わからないままなら失敗」で提案をしていた時代がありました。
基準は、相手が欲しいものを
言語化出来る、出来ない
の2つで知覚しているかどうかが分かると思います。
③相手に合わせて「What to say」と「How to say」
次は英語が出てきました。中学単語ですね。
意味は「何を言うか」「どのように言うか」です。
相手は、上司、先輩、親、友人と誰でもいいです。
ただ、20代目線で、
このグループ全員に同じ話し方というのは、良くないですよね。
同い年の友人、上司もタメ口で話してる人みたいなものです。こういう人がいたら上司にすぐにロックオンされて、集中攻撃されそうです。
「TPOに合わせなさい」もこういうことかもしれませんね。
相手の視点に立って、話すことが大切です。無意識に身に付けてることだと思いますがこうして言語として表してることはないと思います。
どう伝えるかをじっくり考えて戦略を練るのがマーケターです。
大事なことを話すときはみんなコミュニケーションの準備をしています。
また営業時代の話を1つ。
大型企業と契約をする際に、話の流れ、どう伝えるか、段取り、必要書類等を約束の日までにWordに入力して準備し、望みました。準備している時の心情は、初めて(退職直前)のお客さんだったので、当然ですけどカッコつけたい気持ちで準備しました。
(2年と12ヶ月目)
やっぱり第一印象はとても重要ですもんね。
今後長く付き合っていく上で、取引始めの記憶は無くならないと思いましたね🤔
結果、若干のミスはあったのですが、無事に契約できました。私の1番退職前の思い出です。
とにかく、マーケティングより、コミュニケ―ション術として知っといた方が良いと思いました。このスキルが身に付けば、誰でも活用可能になりますね!得意先、上司、家族、友人、恋人など、
人がいる限り、
永遠に使えるテクニックですね!
4、まとめ
この本を読んで、これから人から求められる人になりましょう!
人から求められることが嫌な人はいないと思います。
誰にでも承認欲求があるていうくらいですからね。
さあ最後に、私もここ数十年で、どんどん「個」の時代が加速していくと思っています。今までは集団に守られて、安心するのもいいですが、正直いつどうなるかなんてわかりません。現在のコロナウイルスの影響を見ていると余計心配になってきますね。
今後に備えるという意味で、個として生き抜く力を身に付けることが必要かもしれませんね。
今回は以上です。